コードの入力が間違っている可能性がある場合は、こちらのコード ( sample.c ) をコピーして コンパイルすると良いでしょう。 次の手順で実験を行ってみてください。
sample.cをコピーします。 $ ls sample.c コンパイルします。 $ cc sample.c /bin/lsを実行するとsample.cとa.outが表示されます。 $ /bin/ls a.out sample.c ./a.outを実行すると/bin/lsと同じ結果が表示されます。 $ ./a.out a.out sample.c
安価なベアボーンでLinux Boxを作ってみました。詳しくは ここ をお読み下さい。
実践Linuxセキュリティーを執筆するにあたってインプレス 担当編集の春田さんには大変お世話をかけてしまった。9月という発行スケジュー ルも決まり本来なら佳境に入る4、5、6月は、本業の方が忙しくて国内、国外 飛び回り、まともに執筆できる時間が取れなかったのだ。9月発行だと8月の頭 がDTPも含めた仕上りのタイムリミットなのだ。この重要な3ヵ月間で進捗がぜ んぜん進まないのはかなりマズイ。担当編集さんから進捗を問い合わせるメー ルが届く時に限って国外だったような気がする。「今、NYからメールしていま すが、あまり進んでいません」「オランダですけど、来週にならないと東京に は戻りません」「明日からシカゴなので、ちょっとペンディング状態です」も し僕が逆の立場だったら胃がシクシクと痛んだことだろう。真に申し訳ない。 最後はバイク便すらも時間がなくなって著者自ら現地校正に出かけていった DTPのハル工房さんにも御迷惑をおかけした。
6月末時点で、これではさすがにまずいということで7月は他の仕事を先に伸ば してでも執筆だけに集中できるようにした。もちろんクオリティは一切落して はいない。送った書き下ろし原稿は、インターネットマガジン掲載当時と同じ ように編集さんに余計な部分はバサバサ切られ、アドバイスをもらって書き直 しを行い、さらに新しい視点を加えたエッセンスだけが残っている。
「実践Linuxセキュリティー」の目標は、多くの人に手に取ってもらい実践的 な情報セキュリティの知識を広めることだ。だから価格も1700円という手頃な ものにした。ページ数が限られる中でエッセンスが凝縮された形で納められて いる。Linuxを使っている範囲なら、この本だけで一通り情報セキュリティに 関しての知識が得られるレベルに仕上げている。
さらに情報セキュリティに関して詳しい知識を得たいという意欲のある方は共 立出版から発行された「 Bit別冊 情報セキュリティ 」を手に取って欲しい。 この本は専門課程に入った学部生から研究者までをターゲットにしている。各 テーマは各々の分野の第一線で活躍している研究者・技術者が執筆している。 世界中どこを探してもこれだけの内容をもった情報セキュリティの本は存在し ていないといっても過言ではない。充実した代償して1冊4600円と値段は高い し、A4で368頁とボリュームもある。研究者が読むように作っているので、正 直に言えば内容はかなり難しい。しかも残念ながら書店の本棚で「Bit別冊 情 報セキュリティ」を見かけたことがない。ふらっと書店に入って手に取るとい う本ではない上に、読むには少々気合いが必要だ。
「実践Linuxセキュリティー」は、嬉しいことにコンピュータ書籍が充実して いる書店で簡単に見つけることができる。1章は、ざっと流して読める内容に してある。2章は実際にLinuxを管理している人ならセキュリティという視点以 外にも例えばLinuxマシンのルータ化など応用の効くアイデアを見つけること ができると思う。3章は、具体的にマシンの購入を考えている人には参考にな るだろう。「実践」と名がついている以上、とにかく具体的に書いているつも りである。「実践Linuxセキュリティー」を本屋さんで手に取って、ざっと目 を通してくれるだけで筆者としては十分に満足だ。
2000年10月12日
すずきひろのぶ